ゴッホ展 |
ゴッホ展に行ってきました。@九州国立博物館
みぞれまじりの雪がしゃんしゃん降り、お陰様で混雑無くゆっくり鑑賞できました。


会場内でもらった西日本新聞
ゴッホの作品を何点か紹介します。
<麦を束ねる人(ミレーによる)>

黄と青が際立っています。これは彼が影響を受けたもう一人の先駆者、ドラクロアの作品の中でもゴッホが特に心惹かれた色の組み合わせだそうです。

<アルルの寝室>9週間にわたったゴーギャンとの共同生活中に描かれました。
家具がどしっと描かれてます。
約2ヵ月後、ゴッホは耳を切り落としゴーギャンは家を出て行きます。

<ゴーギャンの椅子>
椅子の座面に置かれた蝋燭には火が灯されてます。夕方か夜の情景です。
緑の壁は赤茶色の椅子と対照的ですね。
一方、<ファン・ゴッホの椅子>は肘掛のない麦藁座面の簡素な木の椅子でした。白昼描かれたそうです。
<種まく人>

大胆に画面を横切る木の幹の構図は日本の浮世絵から取り入れているといわれてます。
またはゴーギャンの<ヤコブと天使の戦い>が着想源の可能性もあるそうです。
紹介をしていたらキリがないのでこの辺でピリオド・・・
興味のある方はいいづかに図録を置いてますので
お気軽に御覧くださいね。
27歳で絵を描き始め、37歳で自ら命を絶ったゴッホ。
色んなことを妄想しながら「生ゴッホ」を体験できて幸せです。
女将は絵を鑑賞する時は
始めから情報を鵜呑みにしないように心掛けてます。
この絵はこんな心理状態の時に描かれたとか色々・・・
と決めつけて観てしまうと
固定概念から離れられなくなります。
まっサラな気持ちで鑑賞したいですね。
ひろしま美術館にはジェフリーアーチャーの「100万ドルをとりもどせ」にも登場するゴッホの傑作、ドービニーの庭が常設されてます。
何度観ても心が揺さぶられます。
こんな貴重で素晴しい作品が身近に鑑賞できるなんて、
やっぱり広島はイイよね。。。
オマケ・・


<マルメロ、レモン、梨、葡萄>

博物館のトイレにて・・・
さすが福岡、国際的ー
